ずぼらママのかんたん!元気食

日々の食を通して、大切な人の健康を守りたい。そんなあなたの想いに応えます。

子どもの野菜嫌いについて

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子どもが野菜を食べない…と頭を抱えている方、多いと思います。

子どもが野菜を食べないのには、いくつか理由が考えられますが、
それが分かればやり方はあります。

可能性として、「固い」。
子どもの噛む力は、8歳でも大人の約7割程度とも言われています。
もしかしたら、固くて食べるのが難しいのかも。
いつもより柔らかくして、試してみるのも良いかもしれません。
小松菜などは、茹でるよりも先日ご紹介した「いきなり漬け」のように、生で食べる方がシャキシャキと噛み切りやすい子もいます。
ごぼうなら、きんぴらはダメな子でもチップスのようにすると食べられることも。

次の可能性は、「緑色だからイヤ」。
緑色は、自然界では「未熟」の証拠。
まだ本能で生きている部分も多い子どもにとって、身を守るために動物的勘で避けている可能性があります。
対策としては、餃子や春巻きの皮で隠す!
すると、案外気付かずに食べられることも。
食べたら種明かしをして、大げさなぐらい褒めてあげてください。
「食べられるんだ!」と自信が持てて、味もそんなに嫌いじゃない…と思ってくれればしめたもの。

他に、「飽きた」「その調理法が嫌い」という可能性も考えられます。
ゴボウならきんぴら、ほうれん草はお浸し、カボチャだったら甘辛く煮て…
大人にとっては安心の定番メニューですが、
子どもは味や見た目に飽きている可能性もあります。
新しいレシピを探して試すのは面倒だと思いますが、調理法を変えただけでびっくりするほど食べることがあるので、試す価値はあると思います。

体に良いものを美味しいと感じられるようにしてあげたい。
なるべく食べられない食材を減らし、将来困らないようにしてあげたい。
…私も、試しては挫折することを繰り返しながらも、その思いを持ち続けて、日々のご飯作りをしています。